小さな子供との登山で気を付けることのまとめ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

小さな子供との登山では、自分一人だけの時とは違って、子供の服装や体調にも気を付ける必要があるため、二人分の注意が必要です。 ここで言う小さな子供とは、自分で歩かず、ベビーキャリアに乗せて歩くような年齢の子供を想定しています。

服装

登山中は歩くと暑くなり、休憩すると寒くなるなど体感温度の変化が激しいです。そのため、こまめに温度調節が必要とはよく言われます。 ところがベビーキャリアに乗せられていて自分で歩かない子供の場合には、まったく歩かないために体温上昇は無く、冷える一方です。特に手足はよく冷えるので要注意です。 防寒対策としては、手袋や靴下などのほかに、ベビーキャリア用のレインカバーも使えるようです。防風効果があり保温が期待できます。 なお、ベビーキャリアに乗っている子供には背負っている人の体温による保温効果は期待できません。両者の間には空間があり、体温が伝わらないようになっているためです。 したがって子供の服は、じっとしていても冷えない程度の温かさの服を着せるのが良いです。

悪天対策

雨対策。濡れて体温が下がらないように全身を覆うタイプの雨具が望ましいです。ベビーキャリアには専用のレインカバーがあるのでそれを使うのが無難です。 フード付きのレインウェアなどは嫌がって取ってしまう可能性が高いので、自分で外せないタイプのものが良いと思います。

強風対策。大人と同じように風を通しにくい素材の服や、レインカバー等を使って防ぎます。 樹林帯コースを選ぶようにして、風が強くないルートを選択することも重要です。

おむつ

漏れないように、早めに交換しましょう。ある程度広くないと換えづらいので適当な場所があれば早めに交換しておくのが良いです。雨や風がある場合には体を冷やさないように小屋などで交換するのが良いですが、それができない場合でもなるべく風のない場所で交換するようにしましょう。 また、一人ですばやく交換するためのコツをつかんでおきましょう。動き回られると大変なので興味の引かせ方を習得しておきましょう。

食事

温めなくてもすぐに食べられるものが良いです。また、子供の食事の時にはつきっきりになってしまって、自分の食事は取れないので、子供の食事を済ませてから自分の食事をとるような時間配分を考えておきましょう。

関連記事

持ち物の一覧は小さな子供との登山で気を付けること 持ち物にまとめました。